目次
フリードの年間維持費は約15万〜23万円が目安
Honda フリードの年間維持費は、年間10,000km走行する場合、駐車場代・任意保険・ローンを除いて約15万〜23万円が目安です。
ガソリン車とe:HEVでは、毎年支払う自動車税に大きな違いはありませんが、燃費によって年間の燃料費が変わります。今回の条件では、フリード e:HEVはガソリン車より年間約36,668円燃料費を抑えられます。
2026年10月28日時点の条件をもとに(自賠責保険料とガソリン単価を更新)、次の3モデルを比較します。
- Honda FREED AIR 1.5Lガソリン FF・6人乗り
- Honda FREED e:HEV AIR FF・6人乗り
- トヨタ シエンタ HYBRID G 2WD・7人乗り
車両本体価格、駐車場代、任意保険、ローン返済額は、基本の年間維持費に含めていません。車両価格については、5年間の費用を比較する際の別枠として整理します。
カーラボメモフリードはガソリン車とe:HEVで燃料費の差が出やすい一方、車両価格や使い方も一緒に見る必要があります。短距離中心なのか、家族で遠出が多いのかで、同じ年間維持費でも納得感が変わります。
今回の維持費計算条件
| 項目 |
計算条件 |
| 確認日 |
2026年10月28日 |
| 年間走行距離 |
10,000km |
| ガソリン価格 |
レギュラー170.2円/L |
| 自動車税 |
年30,500円 |
| 自賠責保険 |
24か月18,560円を年換算して9,280円(2026年11月1日以降始期) |
| 自動車重量税 |
通常例として24,600円/2年を年換算して12,300円 |
| 基本比較から除外する費用 |
駐車場代、任意保険、ローン、車両本体価格 |
自動車重量税は、車両重量、登録時期、エコカー減税の対象状況によって変わります。特にe:HEVやハイブリッド車は減税の対象になる場合があるため、実際の税額は購入時の見積書で照合してください。
フリードのガソリン車とe:HEVを比較
| 比較項目 |
FREED AIR ガソリン |
FREED e:HEV AIR |
| 駆動方式 |
FF |
FF |
| 乗車定員 |
6人 |
6人 |
| WLTCモード燃費 |
16.5km/L |
25.6km/L |
| 年間燃料費 |
103,152円 |
66,484円 |
| 年間燃料費の差 |
基準 |
ガソリン車より約36,668円安い |
| 主な特徴 |
車両価格を抑えやすく、構成が比較的シンプル |
燃費が良く、年間走行距離が多いほど燃料費を抑えやすい |
フリードのガソリン車とe:HEVでは、乗車定員はいずれも6人ですが、WLTCモード燃費には9.1km/Lの差があります。
年間10,000km走行する場合、e:HEVはガソリン車より年間約36,668円、5年間では約183,340円燃料費を抑えられる計算です。
ただし、e:HEVはガソリン車より車両本体価格が高くなるため、燃料費だけでなく、購入時の価格差と所有予定年数を合わせて比較する必要があります。
フリードとシエンタの燃費・燃料費を比較
| モデル |
乗車定員 |
WLTCモード燃費 |
年間燃料費 |
| FREED AIR ガソリン FF |
6人 |
16.5km/L |
103,152円 |
| FREED e:HEV AIR FF |
6人 |
25.6km/L |
66,484円 |
| シエンタ HYBRID G 2WD |
7人 |
27.6km/L |
61,667円 |
今回の3モデルでは、シエンタ HYBRID Gの年間燃料費が最も安くなります。
フリード e:HEVとシエンタ HYBRID Gの年間燃料費差は約4,817円です。5年間では単純計算で約24,085円の差になります。
ハイブリッド車同士の燃料費差は、フリードのガソリン車とe:HEVの差ほど大きくありません。そのため、フリード e:HEVとシエンタを比較する場合は、燃料費だけでなく、乗車定員、3列目シート、荷室、車内の使い勝手、車両価格なども確認することが重要です。
年間燃料費の計算方法
年間燃料費は、次の計算式で求めます。
年間走行距離÷WLTCモード燃費×ガソリン価格=年間燃料費
| モデル |
計算条件 |
年間燃料費 |
| フリード ガソリン |
年間10,000km・燃費16.5km/L・170.2円/L |
103,152円 |
| フリード e:HEV |
年間10,000km・燃費25.6km/L・170.2円/L |
66,484円 |
| シエンタ ハイブリッド |
年間10,000km・燃費27.6km/L・170.2円/L |
61,667円 |
WLTCモード燃費は定められた試験条件で測定された数値です。実際の燃費は、渋滞、エアコンの使用、気温、乗車人数、荷物の量、運転方法などによって変わります。
フリードにかかる税金と自賠責保険
自動車税は年30,500円
今回比較するフリードとシエンタはいずれも1.5Lクラスです。自動車税は年30,500円を目安として計算します。
排気量区分が同じであれば、ガソリン車、e:HEV、ハイブリッド車の違いだけで毎年の自動車税が変わるわけではありません。
自賠責保険は年換算9,280円
自賠責保険は、公道を走る自動車に加入が義務付けられている保険です。
24か月分18,560円(2026年11月1日以降に始期を迎える契約)を2年で割り、年9,280円として計算しています。2026年10月31日以前始期の契約は24か月17,650円です。実際には、新車購入時や車検時にまとめて支払います。
自動車重量税は年換算12,300円を通常例とする
自動車重量税は、通常例として2年分24,600円、年換算12,300円で計算します。
ただし、e:HEVやハイブリッド車は、燃費基準の達成状況や登録時期によってエコカー減税が適用される場合があります。減税対象となれば、今回の試算より実際の維持費が安くなる可能性があります。
車検費用の目安
車検では、自動車重量税、自賠責保険、検査手数料などの法定費用に加えて、車検基本料や整備費用がかかります。
自動車重量税と自賠責保険を別項目で計算しているため、車検費用には車検基本料、検査手数料、一般的な整備費用として、2年間で約30,000円〜60,000円を見込みます。
年換算では約15,000円〜30,000円が目安です。
- 交換部品が少なければ費用を抑えやすい
- タイヤ、ブレーキ、バッテリーなどの交換が重なると高くなりやすい
- ディーラー、車検専門店、整備工場によって基本料金が異なる
新車の初回車検は3年後ですが、長期間の維持費を比較しやすくするため、車検関連費用を年換算しています。
オイル交換費用の目安
ガソリン車とe:HEVは、どちらもエンジンを搭載しているため、定期的なエンジンオイル交換が必要です。
| モデル |
年間費用の目安 |
| フリード ガソリン |
約8,000円〜15,000円 |
| フリード e:HEV |
約6,000円〜12,000円 |
| シエンタ ハイブリッド |
約6,000円〜12,000円 |
年間走行距離10,000kmでは、年1〜2回程度のオイル交換を想定しています。実際の交換時期は、使用環境やメーカーが指定する点検・交換時期に従ってください。
e:HEVやハイブリッド車は、走行中にエンジンが停止する場面がありますが、オイル交換が不要になるわけではありません。
タイヤ代の目安
タイヤは走行距離や使用環境によって、4〜5年程度で交換を検討するケースがあります。
タイヤ4本と交換工賃を含めて約50,000円〜100,000円と仮定すると、年換算では約10,000円〜20,000円が目安です。
- タイヤのブランドや性能
- タイヤとホイールのサイズ
- 年間走行距離
- 高速道路の利用頻度
- スタッドレスタイヤの有無
これらの条件によって、実際のタイヤ費用は大きく変わります。
バッテリー交換費用の目安
ガソリン車の補機バッテリー
フリードのガソリン車では、電装品やエンジン始動などに使用する補機バッテリーの交換が必要です。
交換費用を約15,000円〜30,000円、交換時期を3〜5年程度と考えると、年換算では約4,000円〜8,000円が目安です。
e:HEVとハイブリッド車のバッテリー
e:HEVやハイブリッド車には、電装品などに使用する補機バッテリーと、走行用モーターに電力を供給する駆動用バッテリーがあります。
日常的な維持費では、補機バッテリーの交換費用として年換算約5,000円〜10,000円を見込みます。
駆動用バッテリーは、数年ごとに必ず交換する消耗品ではないため、今回の年間維持費には交換費用を含めていません。長期間所有する場合は、メーカー保証の期間、走行距離、適用条件を確認しておきましょう。
年間維持費総額を比較
燃料費、自動車税、自賠責保険、自動車重量税、車検、オイル、タイヤ、バッテリーを合計した年間維持費の目安は次のとおりです。
| 費用項目 |
フリード ガソリン |
フリード e:HEV |
シエンタ ハイブリッド |
| 燃料費 |
103,152円 |
66,484円 |
61,667円 |
| 自動車税 |
30,500円 |
30,500円 |
30,500円 |
| 自賠責保険 |
9,280円 |
9,280円 |
9,280円 |
| 自動車重量税 |
12,300円 |
12,300円 |
12,300円 |
| 車検基本料・整備費 |
15,000円〜30,000円 |
15,000円〜30,000円 |
15,000円〜30,000円 |
| オイル交換 |
8,000円〜15,000円 |
6,000円〜12,000円 |
6,000円〜12,000円 |
| タイヤ |
10,000円〜20,000円 |
10,000円〜20,000円 |
10,000円〜20,000円 |
| バッテリー |
4,000円〜8,000円 |
5,000円〜10,000円 |
5,000円〜10,000円 |
| 年間維持費合計 |
約192,232円〜228,232円 |
約154,564円〜190,564円 |
約149,747円〜185,747円 |
年間10,000km走行する場合、フリードのガソリン車は年間約19万〜23万円、フリード e:HEVは約15万〜19万円が目安です。
シエンタ HYBRID Gは約15万〜19万円が目安で、今回の計算ではフリード e:HEVより年間約4,817円安くなります。
ただし、e:HEVやハイブリッド車にエコカー減税が適用され、自動車重量税が軽減または免税される場合は、実際の維持費が今回の試算より安くなる可能性があります。
フリードとシエンタの5年間費用を比較
年間維持費を単純に5倍した場合の目安は次のとおりです。
| モデル |
5年間の燃料費 |
5年間の維持費目安 |
車両価格を含む総費用 |
| フリード ガソリン |
515,760円 |
約961,160円〜1,141,160円 |
車両本体価格+約961,160円〜1,141,160円 |
| フリード e:HEV |
332,420円 |
約772,820円〜952,820円 |
車両本体価格+約772,820円〜952,820円 |
| シエンタ ハイブリッド |
308,335円 |
約748,735円〜928,735円 |
車両本体価格+約748,735円〜928,735円 |
フリードのガソリン車とe:HEVでは、5年間の燃料費に約183,340円の差があります。
フリード e:HEVとシエンタ HYBRID Gでは、5年間の燃料費差は約24,085円です。維持費だけを見るとシエンタがやや安いものの、車両価格を含めた総費用は購入時の価格差によって変わります。
車両価格差は維持費ではないため、年間維持費総額には含めていません。購入時には、各モデルの見積価格に上表の5年間維持費を加えて比較してください。
車両価格差は別枠で考える
ガソリン車とe:HEV、フリードとシエンタを比較するときは、次の費用を分けて考える必要があります。
- 購入時に支払う車両本体価格
- 購入後にかかる燃料費や税金などの維持費
- ローンを利用する場合の金利や手数料
- 将来売却するときの査定額
フリード e:HEVは、フリードのガソリン車より年間約36,668円燃料費を抑えられます。
車両価格差を燃料費だけで回収できる年数は、実際の車両価格差を36,668円で割ることで計算できます。
例えば車両価格差が30万円の場合、燃料費だけで単純に回収するには約8.2年かかります。値引き、減税、実燃費、売却価格などは含まない単純な目安です。
4WDは維持費が上がりやすい
今回の主計算はFFと2WDを対象としており、4WDは含めていません。
4WDは前後の車輪へ駆動力を伝えるための部品が追加されることなどから、同じグレードのFF車より車両重量が重くなる傾向があります。
- 車両重量の増加によって燃費が低くなりやすい
- 年間燃料費がFF車より高くなりやすい
- 車両重量の区分によっては自動車重量税が変わる可能性がある
- 購入時の車両本体価格もFF車より高くなる場合がある
一方で、雪道、凍結路、坂道を走る機会が多い地域では、4WDの走行安定性がメリットになります。
年間維持費だけで決めるのではなく、自宅周辺の道路状況、冬季の使用頻度、降雪量などを考慮して選びましょう。
フリードのガソリン車が向いている人
- 年間走行距離が少ない
- 購入時の車両価格を抑えたい
- 週末や買い物を中心に使用する
- 長期間所有するか決まっていない
- 燃費よりも初期費用を重視したい
年間走行距離が少ない場合は、e:HEVとの燃料費差が小さくなり、車両価格差を回収するまでに時間がかかります。
フリード e:HEVが向いている人
- 年間10,000km以上走る
- 通勤や送迎で毎日使用する
- 燃料費や給油回数を抑えたい
- 長期間所有する予定がある
- フリードの車内空間や6人乗りの使い勝手を重視する
年間走行距離が多い家庭ほど、ガソリン車との年間約36,668円の燃料費差を生かしやすくなります。
フリードとシエンタは使い方で選ぶ
フリードが向いている家庭
- 6人乗りで十分な家庭
- 2列目や3列目への移動のしやすさを重視する
- フリードの車内レイアウトや乗り心地が好みに合う
- 日常的に送迎や買い物で使用する
シエンタが向いている家庭
- 最大7人乗れることを重視する
- 年間燃料費をできるだけ抑えたい
- 3列目シートを必要に応じて使いたい
- トヨタ車の操作感や販売店を重視する
フリード e:HEVとシエンタ HYBRID Gの年間燃料費差は約4,817円です。月額にすると約400円程度の差であるため、燃料費だけで選択を決める必要はありません。
実際に試乗し、運転席からの見やすさ、2列目の使いやすさ、3列目への乗り降り、荷室の広さなどを比較する必要があります。
フリードの維持費を抑える方法
- 急加速や急ブレーキを減らす
- タイヤの空気圧を定期的に確認する
- 不要な荷物を積み続けない
- 車検や整備の見積もりを比較する
- オイルや消耗品を適切な時期に交換する
- 年間走行距離に合ったパワートレインを選ぶ
整備費用を抑えるために必要な点検を先延ばしにすると、部品の劣化や故障につながる可能性があります。必要な整備を行いながら、料金や作業内容を比較しましょう。
カーラボメモシエンタとフリードを比べるときは、カタログ燃費だけで決めず、駐車場代、任意保険、ローン、タイヤ代も別枠で見ておくと安心です。購入後に毎月いくら残るかまで考えると、選び方がかなり現実的になります。
自分の条件で維持費を計算する
よくある質問
フリードの年間維持費はいくらですか?
年間10,000km走行し、駐車場代・任意保険・ローンを除いた場合、ガソリン車は年間約192,232円〜228,232円、e:HEVは年間約154,564円〜190,564円が目安です。
フリードはガソリン車とe:HEVのどちらがお得ですか?
年間10,000km走行する場合、e:HEVはガソリン車より年間約36,668円、5年間で約183,340円燃料費を抑えられます。ただし、e:HEVは車両価格が高くなるため、購入価格差と所有予定年数を合わせて比較してください。
フリードとシエンタはどちらの維持費が安いですか?
今回の条件では、シエンタ HYBRID Gの年間維持費は約149,747円〜185,747円、フリード e:HEVは約154,564円〜190,564円です。シエンタが年間約4,817円安い計算ですが、車両価格、乗車定員、車内の使い勝手などによって適した車は変わります。
まとめ
年間10,000km走行する場合、フリードのガソリン車は年間約19万〜23万円、e:HEVは約15万〜19万円が維持費の目安です。
| モデル |
年間燃料費 |
年間維持費の目安 |
主な選び方 |
| フリード ガソリン |
103,152円 |
約192,232円〜228,232円 |
購入時の価格を抑えたい |
| フリード e:HEV |
66,484円 |
約154,564円〜190,564円 |
フリードの使い勝手と燃費を両立したい |
| シエンタ ハイブリッド |
61,667円 |
約149,747円〜185,747円 |
7人乗りと燃料費を重視したい |
フリード e:HEVはガソリン車より年間約36,668円、5年間で約183,340円燃料費を抑えられます。
一方、フリード e:HEVとシエンタ HYBRID Gの年間燃料費差は約4,817円です。ハイブリッド車同士では費用差が小さいため、6人乗りと7人乗りの違い、車内空間、3列目シート、荷室、車両価格などを含めて選びましょう。
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