ヤリスの年間維持費はいくら?ガソリン車とハイブリッド車を比較

目次

ヤリスの年間維持費の結論

年間10,000km走行し、レギュラーガソリン価格を169.7円/Lとして計算すると、トヨタ ヤリス X 1.5Lガソリン・2WDの年間維持費は約196,296円、ヤリス X ハイブリッド・2WDは約163,764円が目安です。

月額に換算すると、ガソリン車は約16,358円、ハイブリッド車は約13,647円です。ハイブリッド車のほうが年間約32,532円、月額約2,711円安くなる計算です。

年間維持費の差は、主にガソリン代によって生まれます。年間10,000kmの条件では、ガソリン車の燃料費が79,671円、ハイブリッド車が47,139円となり、ハイブリッド車は年間約32,532円の燃料費を抑えられます。

この記事の要点

  • 年間10,000km走行し、レギュラーガソリン価格を169.7円/Lとして計算すると、トヨタ ヤリス X 1.5Lガソリン・2WDの年間維持費は約196,296円、ヤリス X ハイブリッド・2WDは約163,764円が目安です。
  • ヤリスの年間維持費は、記事内の前提を自分の走行距離・保険料・駐車場代へ置き換えると判断しやすくなります。
  • 月額だけでなく、毎年・車検時・数年ごとに発生する費用まで同じ期間で比べるのがポイントです。

一方、ハイブリッド車はガソリン車より車両価格が高くなります。車両価格差は基本維持費には含めず、燃料費の節約によって何年で回収できるかを別枠で確認します。

この記事の年間維持費には、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料、ガソリン代、車検整備、オイル、タイヤ、補機バッテリーに備える費用を含めています。駐車場代、任意保険料、自動車ローン、車両購入費は含めていません。

ヤリスの年間維持費総額表

維持費項目 ヤリス X 1.5Lガソリン・2WD ヤリス X ハイブリッド・2WD
自動車税 30,500円 30,500円
自動車重量税の年換算 12,300円 12,300円
自賠責保険料の年換算 8,825円 8,825円
年間ガソリン代 79,671円 47,139円
車検整備費用の積立 35,000円 35,000円
オイル交換費用 10,000円 10,000円
タイヤ交換費用の積立 15,000円 15,000円
補機バッテリー交換費用の積立 5,000円 5,000円
年間維持費合計 196,296円 163,764円
月額換算 約16,358円 約13,647円

車検、タイヤ、バッテリーは毎年交換するものではありません。上の表では、交換する年だけ支出が大きくならないよう、将来の支払いに備える年間積立額として計算しています。

自動車重量税は、1.5t以下の自家用乗用車における通常例として、2年間24,600円を年額12,300円に換算しています。実際の重量税は、登録時期、グレード、車両重量、経過年数、エコカー減税の適用状況によって変わります。

今回の計算条件

  • 確認日:2026年6月23日
  • 比較対象:トヨタ ヤリス X 1.5Lガソリン・2WD
  • 比較対象:トヨタ ヤリス X ハイブリッド・2WD
  • 年間走行距離:10,000km
  • 所有期間:1年間および5年間
  • 燃料価格:レギュラー169.7円/L
  • ガソリン車のWLTCモード燃費:21.3km/L
  • ハイブリッド車のWLTCモード燃費:36.0km/L
  • 自動車税:年額30,500円
  • 自賠責保険料:24か月17,650円
  • 自賠責保険料の年換算:8,825円
  • 自動車重量税:通常例として2年間24,600円
  • 駐車場代、任意保険料、自動車ローンは基本維持費から除外
  • 車両価格差は基本維持費に含めず、回収年数の目安として別に計算

燃費や税額は、対象グレード、装着装備、登録時期などによって異なる場合があります。購入時には、対象車両の最新の諸元と販売店の見積もりを照合してください。

ヤリスのガソリン車とハイブリッド車を比較

比較項目 ガソリン X 1.5L・2WD ハイブリッド X・2WD
パワーユニット 1.5Lガソリンエンジン 1.5Lハイブリッドシステム
WLTCモード燃費 21.3km/L 36.0km/L
年間ガソリン代 79,671円 47,139円
年間基本維持費 196,296円 163,764円
月額換算 約16,358円 約13,647円
車両価格 低く抑えやすい ガソリン車より高い
向いている人 購入費を抑えたい人、走行距離が短い人 走行距離が長い人、燃料費を抑えたい人

ガソリン車は購入価格を抑えやすい

ガソリン車の大きなメリットは、同等グレードのハイブリッド車より車両価格を抑えやすいことです。

年間走行距離が短い場合、ハイブリッド車で節約できる燃料費も少なくなります。買い物や休日の近距離利用が中心で、年間5,000km前後しか走らない場合は、購入価格の安いガソリン車が総額で有利になる可能性があります。

ハイブリッド車は年間燃料費を抑えやすい

ハイブリッド車のメリットは、燃費性能の高さです。今回の条件では、年間10,000kmでガソリン車より約32,532円、5年間では約162,660円の燃料費を抑えられます。

通勤や仕事、旅行などで走行距離が長い人ほど、ハイブリッド車の燃費面のメリットを得やすくなります。

ただし、燃料費が安いという理由だけで、短期間に車両価格差を回収できるとは限りません。購入価格、所有期間、税金の減免、装備、将来の売却価格なども含めて比較する必要があります。

ヤリスの年間ガソリン代

年間ガソリン代は、年間走行距離を燃費で割り、ガソリン価格を掛けて計算します。

ガソリン車の年間燃料費

10,000km ÷ 21.3km/L × 169.7円/L = 79,671円

ハイブリッド車の年間燃料費

10,000km ÷ 36.0km/L × 169.7円/L = 47,139円

年間燃料費の差

79,671円 − 47,139円 = 32,532円

年間10,000km走行する場合、ハイブリッド車はガソリン車より年間約32,532円、月額約2,711円の燃料費を抑えられます。

ただし、WLTCモード燃費は定められた試験条件で測定された数値です。実際の燃費は、渋滞、気温、エアコンの使用、走行速度、乗車人数、荷物の量、運転方法などによって変わります。

年間走行距離別の燃料費差

年間走行距離 ガソリン車の燃料費 ハイブリッド車の燃料費 年間差額
5,000km 約39,836円 約23,569円 約16,266円
10,000km 79,671円 47,139円 32,532円
15,000km 約119,507円 約70,708円 約48,799円

年間走行距離が5,000kmの場合、燃料費差は年間約16,266円です。一方、年間15,000km走る場合は約48,799円まで広がります。

走行距離が長いほど、ハイブリッド車の燃料費面のメリットは大きくなります。

車両価格差は基本維持費に含めない

車両本体価格は毎年支払う維持費ではないため、年間維持費の総額には含めていません。

ただし、ガソリン車とハイブリッド車のどちらが総額で得になるかを考えるには、車両価格差も重要です。ここでは、同じXグレードの比較用参考値として、ハイブリッド車がガソリン車より401,500円高いケースで回収年数を計算します。

比較項目 金額
ガソリン車とハイブリッド車の参考価格差 401,500円
年間燃料費の差 32,532円
燃料費だけでの単純回収年数 約12.3年

401,500円 ÷ 32,532円 = 約12.3年

年間10,000km走行する場合、車両価格差を燃料費の節約だけで回収するには約12.3年かかる計算です。

これは、ガソリン価格、燃費、年間走行距離が変わらないと仮定した単純な目安です。購入時の減税、オプション、値引き、メンテナンス費、ローン金利、売却価格などは含めていません。

税制上の優遇によって実際の支払差額が小さくなれば、回収年数も短くなる可能性があります。購入時には車両本体価格だけでなく、税金や登録費用を含めた支払総額で比較しましょう。

年間走行距離別の価格差回収年数

年間走行距離 年間燃料費差 価格差401,500円の単純回収年数
5,000km 約16,266円 約24.7年
10,000km 約32,532円 約12.3年
15,000km 約48,799円 約8.2年

年間5,000km程度では、燃料費だけで価格差を回収するまで約24.7年かかります。年間15,000km走る場合は約8.2年まで短くなります。

走行距離が短く、5年程度で乗り換える場合は、ガソリン車のほうが購入価格を含めた総額を抑えやすい可能性があります。

一方、年間走行距離が長く、10年以上保有する予定であれば、ハイブリッド車が燃料費の差を回収しやすくなります。

ヤリスの自動車税

今回比較するガソリン車とハイブリッド車は、どちらも1.5L以下の区分として、自動車税を年額30,500円で計算しています。

項目 ガソリン車 ハイブリッド車
自動車税 30,500円/年 30,500円/年

ハイブリッド車であっても、毎年の自動車税が必ずガソリン車より安くなるわけではありません。自動車税は主に排気量区分によって決まります。

登録時期や車両の環境性能によって特例が適用される場合があるため、実際の税額は購入時の見積もりで照合してください。

ヤリスの自動車重量税

項目 2年間の通常例 年額換算
自動車重量税 24,600円 12,300円

自動車重量税は、新車登録時や車検時にまとめて支払います。車両重量、登録時期、経過年数、エコカー減税の適用状況などによって税額が変わります。

特にハイブリッド車は、登録時期や対象グレードによって減税を受けられる場合があります。ここでは比較条件をそろえるため、減税を適用しない通常例で計算しています。

ヤリスの自賠責保険料

自賠責保険は、すべての自動車に加入が義務付けられている保険です。

普通乗用車の自賠責保険料を24か月17,650円として、年間維持費では半分の8,825円に換算しています。

項目 24か月 年額換算
自賠責保険料 17,650円 8,825円

自賠責保険料は、ガソリン車とハイブリッド車で基本的に同じ区分です。契約期間、地域、今後の料率改定によって金額が変わる可能性があります。

ヤリスの車検費用

車検費用は、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料などの法定費用と、点検・整備・部品交換費用に分けられます。

車検関連項目 年間の目安 2年間の目安
自動車重量税 12,300円 24,600円
自賠責保険料 8,825円 17,650円
点検・整備・検査・代行費用の積立 35,000円 70,000円
車検関連費用合計 56,125円 112,250円

上記は、大きな部品交換が発生しない場合を想定した目安です。タイヤ、バッテリー、ブレーキ部品などの交換が車検と重なると、支払額が増える可能性があります。

ディーラー、整備工場、車検専門店では、点検内容や手数料が異なります。見積もりを比較するときは、総額だけでなく、整備内容や保証も確認しましょう。

オイル交換費用

ガソリン車とハイブリッド車は、どちらもエンジンを搭載しています。ハイブリッド車でも定期的なエンジンオイル交換が必要です。

項目 ガソリン車 ハイブリッド車
年間オイル交換費用 10,000円 10,000円

実際の費用は、交換回数、使用するオイル、オイルフィルター交換の有無、依頼する店舗によって変わります。

タイヤ交換費用

タイヤ交換に備える費用は、両車とも年間15,000円として計算しています。

項目 ガソリン車 ハイブリッド車
年間積立額 15,000円 15,000円
4年間の積立額 60,000円 60,000円

タイヤの価格や寿命は、タイヤサイズ、商品、走行距離、空気圧、路面状況、保管環境によって変わります。

バッテリー交換費用

ガソリン車とハイブリッド車には、電装品などへ電力を供給する補機バッテリーがあります。ここでは、補機バッテリー交換に備える費用を両車とも年間5,000円としています。

項目 ガソリン車 ハイブリッド車
年間積立額 5,000円 5,000円
3年間の積立額 15,000円 15,000円

ハイブリッド車には、補機バッテリーとは別に駆動用バッテリーがあります。駆動用バッテリーは毎年交換する消耗品ではないため、今回の年間維持費には交換費用を含めていません。

長期間所有する場合は、駆動用バッテリーの保証条件、保証期間、点検内容、保証期間終了後の対応を購入時に確認しておくと安心です。

ヤリスを5年間所有した場合の維持費

年間維持費を単純に5倍すると、ガソリン車の5年間維持費は981,480円、ハイブリッド車は818,820円です。

5年間の費用項目 ガソリン車 ハイブリッド車
自動車税 152,500円 152,500円
自動車重量税の年換算額 61,500円 61,500円
自賠責保険料の年換算額 44,125円 44,125円
ガソリン代 398,355円 235,695円
車検整備費用の積立 175,000円 175,000円
オイル交換費用 50,000円 50,000円
タイヤ交換費用の積立 75,000円 75,000円
補機バッテリー交換費用の積立 25,000円 25,000円
5年間維持費合計 981,480円 818,820円

5年間の基本維持費では、ハイブリッド車がガソリン車より162,660円安くなります。

ただし、参考価格差401,500円から5年間の燃料費差162,660円を差し引いても、約238,840円が残ります。そのため、年間10,000kmを5年間走る条件では、車両価格差を燃料費だけで完全に回収することはできません。

5年間総額は、ガソリン価格、税額、自賠責保険料、整備料金が変わらないと仮定した目安です。実際の支出は、税制や部品交換の時期によって変動します。

ヤリスの維持費に含めていない費用

  • 月極駐車場代
  • 任意保険料
  • 自動車ローンの元金と利息
  • 車両購入費
  • 購入時の登録諸費用
  • メーカーオプションや販売店オプション
  • 高速道路料金
  • 洗車やコーティング費用
  • スタッドレスタイヤ代
  • 事故や故障による修理費
  • 将来の売却価格

駐車場代と任意保険料は、人による差が特に大きい費用です。都市部で月極駐車場を借りる場合は、車両の基本維持費より駐車場代のほうが高くなることもあります。

任意保険料も、年齢、等級、補償内容、運転者の範囲、車両保険の有無によって変わります。

ガソリン車がおすすめの人

  • 車両購入費をできるだけ抑えたい人
  • 年間走行距離が5,000km前後またはそれ以下の人
  • 5年程度で乗り換える予定の人
  • 買い物や休日の近距離利用が中心の人
  • 燃料費より購入時の負担を重視する人

走行距離が短い場合、ハイブリッド車による燃料費の節約額も小さくなります。価格差を回収しにくいため、ガソリン車のほうが総額を抑えやすい可能性があります。

ハイブリッド車がおすすめの人

  • 通勤などで毎日車を使う人
  • 年間10,000~15,000km以上走る人
  • 10年以上の長期保有を予定している人
  • ガソリン代の負担を抑えたい人
  • 低燃費や静かな走行感を重視する人

ハイブリッド車は、走行距離が長いほど燃料費の節約効果が大きくなります。

ただし、年間10,000kmでは燃料費だけで参考価格差を回収するまで約12.3年かかります。税金の減免、装備、走行感覚、保有年数なども含めて判断しましょう。

ヤリスの年間維持費に関するFAQ

ヤリスの年間維持費はいくらですか?

年間10,000km走行、レギュラー169.7円/Lの条件では、ヤリス X 1.5Lガソリン・2WDが年間196,296円、ヤリス X ハイブリッド・2WDが年間163,764円です。

自動車税、重量税、自賠責保険料、ガソリン代、車検整備、オイル、タイヤ、補機バッテリーの費用を含みます。駐車場代、任意保険料、ローンは含めていません。

ハイブリッド車は何年で元が取れますか?

参考価格差401,500円を年間燃料費の差32,532円だけで回収する場合、年間10,000km走行では約12.3年です。

これは燃料費だけで計算した単純回収年数です。税金の減免、整備費、ローン金利、売却価格などを含めると結果は変わります。

ハイブリッド車の税金は必ず安くなりますか?

毎年の自動車税は、今回比較する両車とも年額30,500円として計算しています。

自動車重量税や購入時の税金は、グレード、登録時期、環境性能、エコカー減税の適用条件によって軽減される場合があります。ハイブリッド車だから必ず同じ金額だけ安くなるとは限らないため、購入時の見積もりで照合してください。

まとめ

ヤリスの年間維持費は、年間10,000km走行、レギュラー169.7円/Lの条件で、ガソリン車が196,296円、ハイブリッド車が163,764円です。

  • ガソリン車の年間維持費:196,296円
  • ハイブリッド車の年間維持費:163,764円
  • 年間維持費の差:32,532円
  • ガソリン車の月額換算:約16,358円
  • ハイブリッド車の月額換算:約13,647円
  • ガソリン車の年間燃料費:79,671円
  • ハイブリッド車の年間燃料費:47,139円
  • 燃料費の年間差:32,532円
  • 参考車両価格差:401,500円
  • 燃料費だけでの単純回収年数:約12.3年
  • ガソリン車の5年間維持費:981,480円
  • ハイブリッド車の5年間維持費:818,820円

車両購入費を抑えたい人や年間走行距離が短い人には、ガソリン車が向いています。走行距離が長く、長期間所有する予定の人には、燃料費を抑えやすいハイブリッド車が向いています。

ただし、年間10,000kmでは、燃料費だけで車両価格差を回収するまで約12.3年かかります。ハイブリッド車が必ず安い、ガソリン車が必ず得と決めつけず、購入価格、走行距離、保有年数、税金の優遇、装備などを含めて比較しましょう。

税金や減税制度は、グレード、登録時期、車両の環境性能によって変わります。購入時にはトヨタ公式サイトと販売店の見積もりで最新情報を照合してください。

出典

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この記事を書いた人

愛知県のいわゆる「トヨタ村」在住。普段は大手メーカーの本社で働きながら、車の維持費・税金・ローン・購入費用を初心者向けに発信しています。自身も輸入車のあるカーライフを楽しんでおり、公式情報や公的情報を確認しながら、車に詳しくない人でも判断しやすい内容を心がけています。

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